伝説のマジシャン、ダイ・ヴァーノン本人によるマジックの教え
ダイ・ヴァーノン降臨
近代マジックの基礎を作り、「彼がいなければマジックの発展は100年遅れた」と評され、マジックの神様とさえ呼ばれた伝説のマジシャン、ダイ・ヴァーノン。敬意をこめて「プロフェッサー」と呼ばれるダイ・ヴァーノンは最も自然に演技を行った偉大なマジシャンと言われ、その名は今でもマジックの世界で大きな影響力を持っています。
天才の思考を次世代に伝える
これまでは、マジックに捧げた彼の生涯から直接教えを受けられたのは幸運な一握りの人たちだけでした。その彼の姿や演技を後生に遺すため「ヴァーノン・リベレーションズ」は作られました。「フーディーニも騙した男」からこれからも刺激を受けるであろう次世代のマジシャンへの贈り物です。ダイ・ヴァーノンのすべてのクラシック・マジックがデジタル保存されています。ダイ・ヴァーノン本人はもちろん、マイケル・アマー、ギャリー・ウォレット、スティーブ・フリーマンがマジックを演じ、解説し、分析します。
ダイ・ヴァーノンが人生をマジックに捧げ、完璧かつ自然な演技を追求し続けて得た知識がここには詰まっています。真のマジシャンであれば、伝説のマジシャンがマジックの本質を語る姿を見逃してはいけません。
抱富満 –
11巻、12巻、合わせてギャンブリング・テクニックが目白押しです。タバコを使ったサインには脱帽。ここまでやられたら自分なんか間違いなくカモです。そして、必見は12巻のセンター・ディール。センター・ディールにまつわるヴァーノンの冒険物語を知っていたので、その実演を見たときは鳥肌が立ちました。また、この巻はアードネスに対する尊敬の念が詰まった巻とも言えそうです。