タネでもなく、テクニックでもない。トミー・ワンダーだからこそ教えられるマジックの本質。
今は亡きマジック界の巨星、トミー・ワンダー。
彼が演じるマジックは常に観客の3手先を読み、テクニックはもちろん仕掛け、構成、ジェスチャーにいたるまで全て考え抜かれた動きで演じられていたと言います。このDVDで解説されているマジックはもちろん自然で魔法のように不思議なものばかりですが、それよりもそこで語られるマジックの哲学や深い考察にこそ本当の価値があります。
なぜこのような仕掛けなのか。なぜそのような演出なのか。
その部分をぜひ重点的に学んでください。凡百のマジックをたくさん覚えるその何倍もの価値がそこには詰まっています。
プロの中でも数少ない人間にしか辿りつけなかった、マジックの知恵の境地を堪能してください!
抱富満 –
言葉を使わず、動作だけでストーリーを感じさせる、その技術が素晴らしい。観客が勝手に感じ取ったストーリーが、実はマジシャンのミスディレクション。だからこそ自然に魔法がかかる。観客が自ら魔法の世界にのめり込んでいくような、そんな流れをさりげなく提供するのがマジシャンの役割なのだと痛感しました。カード・トゥ・カードケースでその神髄を知りました。
xxx –
このサイトでは、本作を「プロはこう考えている」「演技理論」のカテゴリに収めていないが、これは大変な誤ちである。ここで解説される考察や哲学ほど、理路整然としてわかりやすく、示唆に富む内容は他にない。これはスクリプト・マヌーヴァの手がけた翻訳の中でも、そして、世に数多あるレクチャーの中でも、最も優れたもののひとつである。特に「カード・トゥ・カードケース」の『二度目の実演』には戦慄するだろう。これほどまでにわかりやすく「血の通った演技」とそうでないものの違いを如実に示した実例は他にない。得られるものは実に多い。
taiyou –
このDVDは何度も見たくなります。トミーワンダーの話すひとつひとつがすごく
心に残るからです。手品の見せ方をテクニック以外にもしっかり目をむけて教えてくれるレクチャーです。もちろん収録の作品の内容も素敵です。すごくお勧めします。
緑茶 –
マジックの解説そのものは比較的あっさりしています。工作の必要がある特殊なギミックの解説もカメラが遠いのであまり映らず、セリフから想像する程度。
レパートリーを増やしたいだけなら向きません。
その代わり手順を通して語られる考え方がとても深く素晴らしい。
ときにユーモアを交え、楽しませることも忘れていません。
放たれる言葉に何度も頷き感銘を受けました。
レパートリーを増やすレクチャーとは別に、こういった理論系の物も学んでいると上達が早くなると思います。
紹介された本にも興味がわき、邦訳を希望したくなりました
マトリックス –
3巻シリーズとかぶるマジックもありますがここでのレクチャーは素晴らしかったです。特にシュリンキングファンのレクチャーだけでもたくさん学べるところがあります。
3448magic –
マジック界の巨匠、トミーワンダーの素晴らしいレクチャーDVDです。
何故この動きが必要なのか、こんな動き変でしょう。と次々マジシャンの言動を切っていくのがとても印象的でした。
レクチャー自体とても楽しく進んでいきます。自分のマジックを更に魅了的にしたいなら是非購入を!
太郎 –
マジックを始めて間もない頃、何が不思議なのか、どんな手品がいい手品なのかわからなくなりました。
そんなときこのDVDを観てもやもやが解決しました。
種がわかっていても不思議なマジック、演じるためのヒントがこの一本に詰まっています。