どう考えれば本物の魔法に見える領域に達することができるのか
マジック界の伝説、トミー・ワンダー。
観客にとって彼のマジックは、魔法です。しかしマジシャンにとっても魔法に見せてしまうところが、彼を伝説と呼ぶゆえん。どういう考え方をすればその域に達することができるのか…。マジシャンまでもがそう思う彼の頭脳の中身を存分にお楽しみ下さい!
トミー・ワンダーが極めた「タネを知っていても引っかかってしまう」マジックの本質。このエッセンスをどのように自分の演技に応用し、より上のマジシャンになるかが学べます。観客が心の底から驚く様子を見れば、自分の演技のレベルを上げたいと痛烈に思うことでしょう。
もしあなたがトミー・ワンダーの演技を観たことがないなら、幸運です。今まで味わったことのない驚きを体験できるでしょう。もし観たことがあっても、幸運です。今まで本でしか解説されなかった“本物の魔法を作り出す方法”を知ることができるのですから!
抱富満 –
トミー・ワンダー好きの私としては、1977年当時のステージアクトが収録されているのがお宝ですが、この頃からやっぱりセンスが一味違うのを感じます。また、バニッシング・バードケージのトリックには本当に驚きました。一瞬で消し去るという現象を起こす為に注ぎ込んだ執念がすごい!感動を通り越して呆れました。
マトリックス –
2巻ではコインマジックのソックドコインがよかったです。1巻ほどの感動がなかったのですがトミーワンダーのマジックは本当に魔法に見えます。
シギ –
三巻セットの二巻目。こちらでもトミーワンダー氏の考えが惜しげもなく披露されております。素晴らしいなと思う部分は古典的なトリックを発展させる考え方。特にバニシング・バードケージは必見。本当に一瞬で消えます。トリック以外の物に非常に感動させられる内容です。