ここまでこだわるから、これだけのことができる。天才の飽くなき探求と思索の行き着く先が見られます
マジック界の伝説、トミー・ワンダー。
観客にとって彼のマジックは、魔法です。しかしマジシャンにとっても魔法に見せてしまうところが、彼を伝説と呼ぶゆえん。どういう考え方をすればその域に達することができるのか…。マジシャンまでもがそう思う彼の頭脳の中身を存分にお楽しみ下さい!
トミー・ワンダーが極めた「タネを知っていても引っかかってしまう」マジックの本質。このエッセンスをどのように自分の演技に応用し、より上のマジシャンになるかが学べます。観客が心の底から驚く様子を見れば、自分の演技のレベルを上げたいと痛烈に思うことでしょう。
もしあなたがトミー・ワンダーの演技を観たことがないなら、幸運です。今まで味わったことのない驚きを体験できるでしょう。もし観たことがあっても、幸運です。今まで本でしか解説されなかった“本物の魔法を作り出す方法”を知ることができるのですから!
抱富満 –
1つの手品を作り上げる為の裏側ではなく、1つの魔法を作り上げる為の裏側を見せてくれる一本です。既に完成されていると思われるクラシック作品が、彼の手にかかるとカラフルに生き生きと踊りだす。そんな感動を味わえます(ある程度の事前知識があれば特に)。なんだか幼稚な表現ですが、秘密の巻物を手に入れたような気分になります。
マトリックス –
ネストオブボックスが開発するまでの解説が勉強になりました。このような解説は初めてだったのでとても新鮮で刺激的でした。
シギ –
こちらが最後の巻。ネスト・オブ・ボックスはデモ演技からデモ演技前までに開発された物まで解説。どの様に考えを発展させてきたかは非常に参考になります。またコインズ・アクロスの手順ではパロディーについての事も解説。全三巻を通じてマジック界の伝説トミーワンダー氏のマジックに対する情熱と考えに触れる事によりマジック観が磨かれると思います。ぜひこちらのシリーズは揃う事をおススメします。