カジュアルな場で本物の魔法を見せるためのワークショップ
本物の魔法
ここでいう魔法とは「すごく不思議なマジック」ではありません。本当の意味での「本物の魔法」です。この人には本当に不思議な力があるのではないか…? 魔法というものは本当にあるのではないか…? 体験した人にそう思わせ、衝撃的な出来事として他の人に触れ回りたくなるような魔法のことです。
しかしマジシャンに本物の魔法なんか使えるのか…? ルーク・ジャーメイは「私は本物の魔法の存在を信じている」と断言し、見事に実現しています。
「マジックをする人」から「不思議な力を持っている人」へ
ステージ上ではない日常の場面でマジックを演じると、急に「普通の人」が芝居がかった「マジシャン」に変身してしまい、妙な雰囲気が漂う…。よく見る光景かもしれませんが、それでは不思議な現象も“パフォーマンス”になってしまい、決して“魔法”にはなりません。それを避けるには魔法とは何かに対する考え方が必要になります。
ルーク・ジャーメイは友人たちと談笑したりクライアントと打ち合わせをしたりする場(舞台ではない、いわゆるカジュアルな場)で、幾度も不思議を見せてきたといいます。しかしそこでの演じ方は、マジックっぽい道具を取り出し「では今からこのカードを…」などというものではありません。会話やその場の流れから自然に移行し、「今のは決してトリックなんかじゃない」「この人は本当に不思議な力があるんだ…」と思わせるものなのです。
今回のレクチャーでは、参加者もそのような見せ方ができるようになるための様々な考え方やテクニックを解説します。また参加したマジシャンたちとの質疑応答も非常に内容の濃いものになっています。多くのマジシャンが思うような質問がなされ、1を尋ねると10返ってくるような回答には多くの情報が詰まっています。この部分も見応えのあるパートになっています。
あなただけの演技を作るワークブックを同梱
魔法に対する考え方とはどういうものなのか。一体どうやって身につけるのか。
ルーク・ジャーメイは演じるものが本物の魔法になるための5つの原則を提示し、そこから5つのルールを導きます。彼が長く演じてきた例も実演。そのマインドセットや実際の演技を作り上げるためのワークブックをPDFファイル(日本語版)で同梱し、そこに記入していくことで自分だけの魔法を作り上げる手助けをします。
マジックショップ主催のイベントでこういうことを言ってはいけないのだが、このフレームワークを身につければ、二度と新しいマジック道具を買う必要はなくなる。
– ルーク・ジャーメイ
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