一生使えるフォールスシャッフルを徹底解説。
完璧な、つまり自然に見えて説得力があってどんな状況でも使える実用的なフォールスシャッフルがあれば、と思ったことはありませんか?
世界で最も一般的なシャッフルの方法である、リフルシャッフル。ヘインシュタイン・シャッフルは、その動きと音の全てを忠実に再現したパーフェクト・フォールスシャッフルです。観客からは何度も普通のリフルシャッフルをしているようにしか見えませんが、実際にカードの並びは一枚もずれていません。
英語のオリジナル版が発売されたとき、テクニック自体は良いが技術的に難しいという声をよく聞きました。練習なしでは確かにできませんが、しかし実際にはそこまで難しいというレベルのテクニックではありません。今回は日本語字幕付きなので、重要な指の位置やカードの飛び出し具合、力の入れる方向などがすんなり頭に入ってきます。以前トライして挫折してしまった人は、是非もう一度チャレンジしてみてください。ポイントが理解できれば練習の仕方も変わり、案外すんなりできるようになるものです。
このシャッフルは、第一線で活躍するパフォーマー向けの完全に実用本位の技法です。スタンダップででき、近くでもバレず、角度の弱点もなし。不自然な動きなしで、デックを混ぜたように見せることができます。これでメモライズド・デックやスタック物、ストーリー物の手順などこわい物なしです。
さらにカール・ヘインのペットトリック、『ヘインシュタイン・トライアンフ』も解説。クライマックスが追加された、スタンダップでできるトライアンフです。観客のカードが裏返っているだけではなく、最後はデック全体がすべてAから順番に並んでいます。
マトリックス –
よくTVで見るマジシャン愛用のヘインシュタインシャッフルが解説しています。とにかくこれを覚えればトライアンフはこれでやりたくなると思います。まだ練習中ですが。
らっきょ –
これはカーディシャンなら絶対に習得すべき技術です。既に日本のメディアでも見かけますが、あらゆるマジックに組み込めて強い説得力が生まれます。
自分はかなりの練習が必要でしたが、おすすめの一枚です。