伝説のマジシャン、ダイ・ヴァーノン本人によるマジックの教え
ダイ・ヴァーノン降臨
近代マジックの基礎を作り、「彼がいなければマジックの発展は100年遅れた」と評され、マジックの神様とさえ呼ばれた伝説のマジシャン、ダイ・ヴァーノン。敬意をこめて「プロフェッサー」と呼ばれるダイ・ヴァーノンは最も自然に演技を行った偉大なマジシャンと言われ、その名は今でもマジックの世界で大きな影響力を持っています。
天才の思考を次世代に伝える
これまでは、マジックに捧げた彼の生涯から直接教えを受けられたのは幸運な一握りの人たちだけでした。その彼の姿や演技を後生に遺すため「ヴァーノン・リベレーションズ」は作られました。「フーディーニも騙した男」からこれからも刺激を受けるであろう次世代のマジシャンへの贈り物です。ダイ・ヴァーノンのすべてのクラシック・マジックがデジタル保存されています。ダイ・ヴァーノン本人はもちろん、マイケル・アマー、ギャリー・ウォレット、スティーブ・フリーマンがマジックを演じ、解説し、分析します。
ダイ・ヴァーノンが人生をマジックに捧げ、完璧かつ自然な演技を追求し続けて得た知識がここには詰まっています。真のマジシャンであれば、伝説のマジシャンがマジックの本質を語る姿を見逃してはいけません。
抱富満 –
2本のリングを使った、リンキング・リングの話題が興味深いです。マイケル・アマーが傍らで実演しながら解説してくれるという親切設計。その後は8巻の最後までカードマジックがテーマになりますが、特に8巻では各種のパームを中心にギャンブリング・テクニックの深い洞察が続きます。これもやはりヴァーノンならではと言える部分です。