オチやタネを知っていても「引っかからざるをえない」マジック
マジック界の伝説、トミー・ワンダー。
初めて彼のカップ＆ボールを観たときに衝撃を受けないマジシャンはいないでしょう。そしてもう一度観て、また引っかかってしまうのです。それはトミー・ワンダーがマジックの本質と観客の心の動きを知り尽くしているからであり、オチやタネを知っていても「引っかからざるをえない」動きを構成して、見事に実現してくれるからです。
マジックの本質と観客の心の動きを知り尽くすマジシャン
このDVDシリーズには手順はもちろん彼の哲学、創作のプロセスそして考え方が解説されています。これを観ればなぜ彼がマジック界でも一流のパフォーマー/クリエイターとして尊敬されているのか、そして彼がどれだけ類いまれな存在だったかが分かります。
トミー・ワンダーが極めた「タネを知っていても引っかかってしまう」マジックの本質。このエッセンスをどのように自分の演技に応用し、より上のマジシャンになるかを学んで下さい。観客が心の底から驚く様子を見れば、自分の演技のレベルを上げたいと痛烈に思うことでしょう。
もしあなたがトミー・ワンダーの演技を観たことがないなら、幸運です。今まで味わったことのない驚きを体験できるでしょう。もし観たことがあっても、幸運です。今まで本でしか解説されなかった“本物の魔法を作り出す方法”を知ることができるのですから！
ユウジ –
10分少々のアクトを観るだけでも十分に満足できます。カードにしか興味がない僕でも2カップ・ルーティンはもう笑うしかない。解説も細部のつくり込みまで丁寧に説明してあって、つくづく『マジックって、現象ではなく楽しいエンターテイメントなんだよなぁ』と再認識させられたDVDでした。
抱富満 –
一番好きなマジシャンがトミー・ワンダーですので、迷わず買いました。このページの解説にある「ひっかからざるをえない」というのが、ピッタリな表現だと思います。特に２カップ・ルーティーンは、種を知っていても引っかかるし、もう一度見ても引っかかるくらいの作品です。一番好きなのはテイムド・カード。途中で観客の疑いを払拭する自然な流れを作っているところがさすがです。
マトリックス –
３巻同時購入しました。１番のおすすめは１巻です。とにかくたくさんのマジシャンを騙したカップアンドボールがおすすめ。あとはマックスメイビンとの対談でミスディレクションを話してるのですがめちゃくちゃよかったです。カードアンダーザグラスに応用できます。
シギ –
オススメが5までしか無いですが個人的オススメ度は5で収まらないですｗ こちらは今は亡きトミー・ワンダー氏のDVD。三巻セットですが一巻にはあの2カップルーティンが解説！この解説があるだけでも十分素晴らしいですがその他のマジックも本当に素晴らしい。手順の解説だけで無く、背景にある考えや理論等も事細かに解説。今まで買ったスクリプト・マヌーヴァさんのDVDで一番のオススメです。