プロが明かす現場での考え方
世界レベルのマジシャンの日々の仕事
世界チャンピオンレベルのマジシャンが、実際のショーを行う現場でどのような演技をしているのか、見たいと思ったことはありませんか?しかも演技中に何を考え、何に気をつかい何に気を付けているかを知りたいと思ったことは?
プロが明かす現場での考え方。
友人を楽しませるためにマジックの練習をする。それは素敵なことです。しかし人に頼まれて、自分を知らない相手にもマジックを楽しんでもらおうと思ったら、マジックが上手いだけでは務まりません。それが仕事ともなればなおさらのこと。
それは社会人として、依頼してくれたクライアントに何らかの価値を提供し、満足してもらう必要があるからです。真の意味で満足してもらい、リピートを得ること。それは決して「不思議なマジックを演じる」だけでは達成できないことなのです。「面白いマジックを演じる」だけでも足りない場合すらあります。マジックを演じる、その「外側の考え方」が必要になってきます。
知っておくべき「マジックの外側の考え方」とは?
まず、依頼者が何を求めているのか知り、それを常に意識してマジックはもちろんその前後の対応を行う必要があります。依頼者も、マジシャンに慣れていない場合「面白く盛り上げるマジックをしてほしい」と依頼してくる場合も少なくありません。しかし依頼者が望んでいるのは本当にそれでしょうか?
望んでいるのは「集客」かも知れません。「売りたいものへの興味喚起」かも知れません。もちろん「その場の盛り上がり」であることもあるでしょう。その答えは現場現場で異なるものです。
マジックを演じる現場状況は時代によって変わってきますが、そのために重視しなければいけない人対人の要素は変わりません。いつの時代も第一に考えなければならない重要な部分です。
このDVDでは、以下の内容を知ることができます。
・「その現場のためのマジック」とは何か
・そんな場でマジックをするには、どういった気遣いが必要か
・そんなショーを行う際の事前準備
・自分とクライアントをよく見せるテクニック
・観客を上手くマネジメントするためのコツ
・プロの現場の空気感
・プロが現場でどのようなマジックをしているか
ポール・ガートナーが4種類の異なる仕事現場の映像に、音声コメントでそれぞれの状況に対する考え方を語っています。
マジックのやり方や演じ方に関する情報は多くあります。しかし、プロが現場で演じるに際して重視していること、またその演技中に考えていることなどを解説した内容はあまりありません。そんな内容を教えてくれるところに、このDVDの価値はあります。タネや仕掛けでなく、そういったコツを教えてくれる他にはない貴重な資料です。
「お客様の満足」と「自分の表現」を両立しているプロの思考を学んでください
「お客様を満足させたい」「自分の世界を表現したい」この二つの間で悩むマジシャンは多いと思います。
ポール・ガートナーは上質なオリジナルマジックを考案することでも知られていますが(彼のマジックは「スチール&シルバー第1巻」「第2巻」「第3巻」で解説されています)、何よりも忘れていけないのは、一般社会へ向けたショーで長年評価されているマジシャンという点です。
彼が凄いのは、生きた現場でパフォーマンスを続け、その中でもオリジナルマジックを考案し、投入していること。観客はもちろん依頼主(クライアント)の満足を軸に考え、そのうえで現場に合わせたオーダーメイドマジックを演じたり、自分の表現であるオリジナルマジックを演じることで高い評価を得てきました。
仕事としてマジックを演じる/これから演じることを視野に入れている方が知っておくべき貴重な知識と知見が満載された、おすすめの一本です!
太郎 –
プロのショーが部分的に収録されています。フル手順なのはフェザーアクトとMr.ロジャーの「ネイバーフッド」出演映像だけです。
「こんな場面では私はこうしているよ」というガートナーのアドバイスが聞けます。
プロのマジシャンと交流の少ない私にはとっても参考になりました!
和泉の –
プロのショーが丸ごと入っており、種類も豊富とそれだけで買う価値があります。
音声解説ですが、営業向けの考え方や演技構成の解説のため仕事としてマジックをやる人、やってみたい人には本当に参考になると思います。